「アプリ」は日常生活の援助や集団レクリエーションを
通して自立促進、生活の質の向上、身体機能の維持向上
を図っていきます。


利用者の方々の体を保清するに当たって、入浴は欠かせません。シャワーだけでなく浴槽に入って全身を温める事によって、心身ともに健やかに過ごすことができます。また、スタッフにとっても、入浴介助に当たった際にはその利用者の方の人となりをよりいっそう知ることが出来るきっかけともなる介助でもあり、状態観察の要とも言えます。
利用者様にとってメリットの多い入浴ですが、場合によってさまざまな危険性も潜んでいます。あらかじめ注意し、対応するように心がけています。

排泄 介助は人間の日常生活の基本的行動にかかわるものです。 しかし、介助する側もされる側も、恥ずかしいと思う感情が生じて、それだけで排泄をがまんさせてしまう大きな理由となります。
そのためスタッフは、利用者様のそうした精神的な負担や、身体的な不快が最小限になるように努力をし、 自立への手助けをします。

整容に対する意識の低下は利用者さんの生活意欲を知るバロメーターともいえますので、スタッフは利用者様の日頃の身だしなみを把握し、必要に応じて整容を促すなどの対応をしています。スタッフから整容を促す場合には利用者様の生活 リズムや健康状態を考え行います。
介助に関しては利用者さんが自ら行えることは見守り観察をし、できないことや危険と判断したことに対してのサポートをします。
入居者が毎日を楽しく過ごせるようにという配慮から様々なレクリエーションを実施しております。一口にレクリエーションと言っても、体を動かせない方も参加できるものや、頭を使わなくても参加できるもの、比較的身体も動く方向けの介護予防に繋がるものなど様々あります。ゲームやクイズ、運動、音楽など、季節にちなんだイベントもあります。
好奇心や興味を抱かせ、自立意識を促すことにもつながりますし、単調になりがちな日常生活にもメリハリをつけることができます。
また、利用者様だけに好影響を与えるのではなく、レクリエーションを通じて、スタッフも普段ではなかなか伺い知ることができないような利用者様の人間性や思いに気付ける切っ掛けにもなります。意味のある良質なレクリエーションを考案し、利用者様に楽しんでもらえることは、スタッフにとっても大きな喜びに繋がります。

